2026/08/18 09:15

正論っぽい言い訳かよ。

言っていることは、間違っていない。

無理はしない方がいい。
今はタイミングじゃない。
もう少し準備してからの方がいい。
現実的に考えた方がいい。
失敗したら困るから、慎重にいった方がいい。

どれも、それっぽく聞こえる。

たしかに、正論に見える。

でも、自分の中では分かっていることがある。

本当は、怖いだけじゃないのか。
本当は、面倒なだけじゃないのか。
本当は、失敗したくないだけじゃないのか。
本当は、挑戦しない理由を探しているだけじゃないのか。

人間は、自分を守るために理屈を作る。

それ自体は、悪いことじゃない。

無謀に突っ込めばいいわけではない。
壊れるまで頑張ればいいわけでもない。
何でもかんでも挑戦すればいいわけでもない。

慎重さは必要だ。
準備も必要だ。
現実を見ることも必要だ。

でも、その言葉を使って、
自分の怖さを隠している時がある。

挑戦しない自分を、
もっともらしく見せている時がある。

やらない理由が、
妙に整っている時ほど危ない。

その理屈は、本当に判断なのか。
それとも、自分を守るための言い訳なのか。

そこを見分けないと、
人は何もしないまま、自分に納得してしまう。

「今はまだ早い」
「準備が足りない」
「リスクが大きい」
「もっと現実的に考えよう」

そう言いながら、
実はずっと同じ場所にいることがある。

動かないことに、ちゃんとした理由をつける。

怖がっている自分に、正しそうな服を着せる。

それが一番やっかいだ。

弱さを認める方が、まだいい。

怖いなら、怖いでいい。
不安なら、不安でいい。
ビビっているなら、ビビっているでいい。

その方が、まだ動ける。

でも、怖さを正論に変えてしまうと、
もう自分でも気づけなくなる。

逃げているのに、判断している気になる。
止まっているのに、賢く選んでいる気になる。
挑戦していないのに、大人になった気になる。

だから、時々ツッコミを入れた方がいい。

正論っぽい言い訳かよ。

これは、誰かを責める言葉ではない。

むしろ、自分の中から出てくる、
妙にもっともらしい言葉に向ける一言だ。

その理屈、本当に自分を前に進めているか。
その判断、本当に未来を守っているか。
それとも、今の自分を傷つけないためだけの言葉か。

正しいことを言っているようで、
実は何も動かしていない言葉がある。

自分を守るために必要な慎重さと、
挑戦しないための言い訳は、似ている。

似ているからこそ、
見抜かなきゃいけない。

背番号は、13。

少し引っかかる数字。
少し不穏な数字。
正しそうな顔をした言い訳に、
違和感を突きつける番号。

胸元には、自分を見失わないための「自針」。
背中には、この一言。

円相は、果てしなく広がる人生と宇宙。
その中にある自針は、正論のように見える言い訳に流されず、
自分が本当に動くべき方向へ戻るための小さな印です。

これは、無理に挑戦をあおる服ではありません。

ただ、自分の中のもっともらしい逃げ道に、
一度ツッコミを入れるための一枚です。